
先日、介護福祉事業所において、職員の皆様を対象に「業務の属人化から組織的推進への移行と組織マネジメント」をテーマとした研修を実施しました。
今回の研修は、当法人と連携している国家資格キャリアコンサルタントが講師を務め、職員の皆様が日頃の業務を振り返りながら、職場の課題を自ら発見し、改善について考える参加型の研修として実施しました。
職員自身が「自分たちの課題」を発見
研修のきっかけとなったのは、「特定の職員に業務や知識・経験が集中してしまう」という業務の属人化でした。
今回の研修では、最初から講師が「このような問題があります」と答えを示すのではなく、グループワークを通して、職員の皆様に「自分たちの職場では、どのような業務が属人化しているのか」を考えていただきました。
その結果、
「その人が休むと業務が止まってしまう」
「新人が分からないことを聞く相手が決まっている」
「特定の職員に業務や残業が集中している」
「同じ仕事でも担当者によってやり方が違う」
など、日頃の業務の中で感じていた具体的な課題が、参加者自身の言葉で次々と挙げられました。
「言われてみれば、確かにそうだ」
こうした気づきから、「人に仕事が付いている状態」から「組織で仕事を支える状態」へどのように変えていくかを、職員の皆様と一緒に考えました。
組織で仕事を支えるために
研修では、業務の「見える化」「標準化」「共有化」「多能工化」といった視点から、組織として業務を支えるための仕組みについて考え、今後の取り組みにつなげるための意見交換を行いました。
業務の属人化は、日々の業務を優先する中で、いつの間にか生じてしまいます。
しかし、その状態を放置すると、特定の職員への負担集中、休暇の取りにくさ、業務の停滞、新人育成の難しさなど、さまざまな問題につながる可能性があります。
「うちの職場にも、同じようなことがあるかもしれない」
もしそう感じられたなら、それは職場を変えるための最初の気づきかもしれません。
私たちは、企業・介護福祉事業所等の実際の課題に合わせ、講義だけで終わらない、参加型・実践型の職員研修を行っています。
「職員に気づいてほしい」「組織として仕事を進められるようにしたい」「職場の課題について研修を通して考えてほしい」など、お考えの事業所様は、どうぞお気軽にご相談ください。